えひめ子ども観光大使の活動で、真珠玉出しとアクセサリー作り体験でした。
お世話になったのは宇和島市平浦の山下パールの太さんと真美さんです。
子ども観光大使の活動の初期の初期からずっとお力添えいただいているお二人です。
海からアコヤ貝の入ったかごを上げ、子どもたちの目の前に並べる太さん。
どのアコヤ貝を選ぶのかは子どもたち次第。
お家の方の目がきらりと光ります(笑)。
貝の口にメスを入れて貝柱を切り、がぱっと貝を開きます。
「どれが心臓か分かるかな? 動いてるよ。」
動いている心臓を、子どもたちは恐る恐る探します。
心臓以外にも足や口など、開いたアコヤ貝を実際に触りながら調べていった後は、いよいよ講座の肝。
自分の選んだアコヤ貝から自分の手で真珠を取り出すことに挑戦です。
これがなかなか見つからないのです。
指を突っこんであれやこれやとつまんでみるけどなかなかそれらしいものに出会いません。
「あった!!」
子どもたちが指先で探り当てたその丸い玉は、まさに真珠。
ピンクっぽいのから青っぽいものまで、様々な色合いのものが出てきます。
自分で取り出した真珠を大切に握りしめ、いざ加工室へと移動。
真珠を一つ一つ丁寧に磨き、アクセサリーへと仕上げていきます。
1時間ほどかかってストラップやブレスレットが出来上がりました。
まさに、世界に一つだけのアクセサリーです!
講座のしめくくりとして、海をきれいにすることの大切さとその意味について、太さんが話してくださいました。また、真美さんは、アコヤ貝の命をもらってこうした真珠ができていることについて話してくださいました。
これからも海を大切にして、未来の子どもたちにつないでいきたいですね。
二人のお話を伺いながら改めて思いました。
次は、伊方町でのちりめん漁体験です。